sa-yarukaのブログ

笑顔でいること。感謝すること。後悔しないこと。発達障害のある子の子育てと、障害のある方の生活支援員として働いています。明るく、前向きな新しい自分に出会えますように・・・。『さーやるか!!』

胆振・東部地震

今週のお題「もしもの備え」

 

皆さん、こんばんは!

私の、つたないブログにたどり着いていただき感謝いたします。

 

今週のお題『もしもの備え』

 

2年前の今日9月6日は、北海道の胆振東部地震が発生した日

です。

 

早いもので、2年が経ちました。

 

その日の午前3時57分。私は、寝室で子供と就寝中でした。

大きな地震を経験したことがなかったので、本当にすごく驚きましたし、

とても怖かったです。

けれど、どうしていいのか?どこに避難したらいいのか?それとも、家の中にいた方が

いいのか?まったくわからず、ただ、ただ 不安でいっぱいだったのを覚えています。

 

 

私の住んでいた地域は、直ぐにブラックアウトになりましたが、幸いにも我が家は

壊れたものも特になく、家族全員の安否を確認してから携帯の明かりを頼りに懐中電灯

を探し回り、ラジオと携帯で経過を確認しました。

ホントに、温かい時期でよかったと思います。

 

電気が復旧したのは3日後の夕方。水道は、もう少し早く解消されました。

会社へは、4日後、未だ信号機がついてない個所もあり、慎重に運転をして行ったのを

覚えています。

 

ガソリンスタンドも、長蛇の列で1時間待ちは当たり前。少し進んではエンジンを止め

順番を待ちました。

 

食品は、電気が開通していなく、冷蔵庫もただの物品庫となっていましたが、私の買い

だめ心配性が功を奏し(笑)、冷凍庫はパツパツに入っていたので、3日位は冷たいまま

保存が出来ていました。

 

普段の生活に戻るまで、1ヶ月くらいはかかったと思います。

コンビニや、スーパーにも食品や雑貨なども品薄になって、本当に大変でした。

 

 

それから、約1年後、一番被害の大きかった安平町で幼稚園や福祉施設の学園長をされている方の実際のお話を聞く機会がありました。

その時に話して下さった内容をお知らせしたいと思います。

 

震災当日は、幼稚園のお泊り会が行われていて、5歳の子供たちが参加されていました。

震度7~6度強移動ができないほどの揺れだったそうです。

 

子供たちへの対応は、『とにかく笑顔で』。不安を与えないようにだったそうです。

 

また、子供たちは、親の安否がわからないので帰宅させない。そして、トラウマになら

ないように現場を見せないように工夫されたそうです。

 

 

話を聞いていて、一番心に残ったことがあります。

 

大人は、外で友人や誰かと話ができる。けれど、子供には居場所がない

外に出られず、家の中にいて、テレビを付ければ地震の話。部屋も壊れている。

親も泣きながら掃除をしている。負の連鎖子供の心を壊していく

だから、子供たちの笑顔を取り戻すために、直ぐに開園を決めたそうです。

 

自分のことで、精一杯なのに、子供たちを受け入れると決めた決意に感銘を受けまし

た。

 

そして、直ぐに開園できたことの要因は、SNSを介して広がり、支援ボランティア

30人が1時間で集まったことだそうです。

 

安平町は人口約8千人。全員が、ほぼ被災しています。その中で、30人の人が

ボランティアとして1時間で確保できたとは、本当にすごいことだと思います。

 

 

その方が最後に、言われた言葉があります。

 

話し合いは意味がない。話し合うだけではだめ。行動に移すこと

誰が何をするのかを、きちんと決めて行動する。

判断は経験、決断は勇気!

間違っていないかは判断できないけれど、とりあえずやってみよう!!

覚悟に勝る決断はない!!

決めたことに向かって、どうするか決める。

 

心で決め、頭で整理し、体に聞く。

 

心と体のバランスが崩れると、何も出気なくなってしまう。

体がおかしいときは、直ぐに休むこと。

 

 

まとめ

 

・冷凍庫をパンパンにしておくと、停電の 時、保冷時間が長く保てます。

・日ごろから、携帯やスマホの充電を十分にしましょう。

・車のガソリンもこまめに補充しましょう。

・暖の取れるもの(寝袋やカセットガスで発電するストーブなど)を日頃から準備、管理しておきましょう。

・枕元には靴など、履き物を置いておきましょう。いざと言う時に直ぐに行動出来ます。

 

 

 

 

 

もし、皆さんが安平町の一員だったら、直ぐに行動に移せたでしょうか?

私は、自分のことで精一杯で、余裕がなかったと思います。

備えあれば憂いなし

この機会に、皆さんも、日ごろからの準備をされてはいかがですか?

私も、早速、行動に移したいと思います。

 

最後に、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りを申し上げるとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。